「食」に携わる企業は、同時に「生命」を育む企業といえます。
私たちは、その考え方を「医食同源」という言葉として受け止めました。そして、皆さまの健康で豊かな生活文化の創造に貢献できるよう安心・安全で品質第一の商品をお届けするためのシステム整備、最新設備導入に取り組んでいます。
また、HACCPの理念に基づき、食品の安全性と品質を確保するシステムを充実させながら新商品開発においても安全性の確保を第一義とし、その安全性を科学的に確認するように努めています。
フードテックが目指す食の安全とは・・・単にお客様に危害をもたらす各ハザード(生物的・化学的・物理的)の抑制・排除にとどまらず、お客様の求められる広範囲なニーズ、すなわち味・栄養・色・形・・・etc+「安全」をフードテックの目指す「食の安全」と考えます。
安心・安全のキーワード① 「FSSC22000」
フードテックはより多くのお取引様に、より高い「食の安心•安全」の評価を頂くために食品安全国際規格であるFSSC22000(第二工場)・IS022000(本社工場)の認証を取得しておりました。(共にミキサー食の製造)
この度、更なる「食の安心・安全」を構築するために、本社工場・第二工場共にFSSC22000の認証範囲を全商品へと拡大いたしました。
フードテックが取得したFSSC22000食品安全マネジメントシステム(FSMS)は、危害に明確に的を絞って工程管理の可能なHACCPと品質改善を継続して行うことの出来る1S09001が融合した画期的なシステムです。効果的なFSMSを確立し、実施し、維持し、かつ必要な場合はそれを更新することにより、弊社の求める「食の安心安全」を達成して参ります。
安心・安全のキーワード② 「トレサビリティー」
工場では、トレースのしくみを活用して、入荷した原材料にQRコードをつけ、そのQRコードを継承していくことで、製造した製品の原材料が、いつ。どこから入荷したか、また賞味期限がいつまでの原材料かを履歴に残しております。
従いまして、お客様が、製品のトレースのデータをご覧になりたいということであれば、製品の賞味期限をご連絡頂けましたら、その製品の製造時のデータを必要に応じて開示することができます。
また、もし万が一、原材料に何か問題があれば、蓄積されたデータから、問題となった原材料を使用した製品を短時間でピックアップすることができます。その後、問題として限定された製品に対して、必要な対策を講じることが的確にできるようになります。
このしくみは、製造しております全製品に対して活用しておりますので、お客様からも製品の安心。安全を担保できると、非常に喜ばれております。
安心・安全のキーワード③ 「細菌検査」
微生物検査室では、製品の最終チェック関門となる細菌検査を行っています。検査は次のようなチェック項目で実施されています。
- 大腸菌、大腸菌群、一般生菌数、ブドウ球菌、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、耐熱性菌、落下細菌、環境検査、手・指たんぱく拭き取り検査
- 日持ち検査、日々の衛生指導による衛生管理の徹底
こうした細かな検査によって、お客様にお約束した「安心・安全・美味しい」お惣菜であるかを確認し、お客様の日々の食卓から笑みがこぼれるような製品であるかどうかのチェックを徹底しています。